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いじめゼロを​目指す思い

​- The Reason of eradicate to tease -

01

活動を始めたきっかけ

私は「“教育”が人間を創る」という言葉を心から信じています。
子供たちに宿る「無限の可能性」を伸ばすものが“教育”の力であり、

それを阻む悪しき果実のひとつが、「いじめ問題」であると考えます。

「何があっても、あなたを守る!」
とあるシンポジウムで、いじめから不登校になった我が子に対して、

その子のお母さんが放ったこの言葉を聞いて、

その翌日から私はいじめ防止に向けたボランティア活動を開始しました。

02

教育の現状

「昔のいじめと、今のいじめは違います」と、親御さんに現在のいじめの実態を語り、「いじめって何?」「将来の夢は?」と子供たちに問いかける 「いじめ防止授業」という活動を行うようになり、すでに7年が経ちました。

2013年に「いじめ防止対策推進法」が制定され、
教育現場における歴史が大きく動いたとも見えましたが、
その後も、矢巾町・広島・品川等の、命の犠牲を伴う事件は続いています。

国家予算8兆円を使いながらも、いじめ認知件数は8万件、不登校12万人、
学力を補うために4人に1人は塾に通っているという教育現場の実情。

公立学校は、いまや倒産状態にあります。
私がいじめ防止活動をする中で出会ったものは、子供を守ろうとする母親の愛、教育現場でいじめのない安全な学校を創るために、そして子供たちの「心」と「命」を守りたいと、いじめ問題解決に向けて、日々現実と戦う教育戦士の皆さまの姿です。

無限の可能性を秘めた5000人の子供たちの「夢」。
そして、犯罪とも言えるレベルのいじめに苦しむ子供たちの姿。

日本の宝である子供たちが、
夢のある未来を切り拓いていくために必要な教育とは何か?
今を生きる大人として、子供たちの未来のために何が出来るのか?

03

​この世界に自由と繁栄を

いじめのない安全な学校を創るための、確かなる予防策・解決策になればと思い、いじめゼロを目指して〜いじめ防止授業・生徒5000人の現場から〜という著書を、“未来への贈り物”として出版しました。

その後、私の手元に届いた子供たちからの1000枚を超える感想文は、

未来を拓く希望そのものでした。

「自由」と「平等」のどちらかを選べと言われたら、

迷わず「自由」を選ぶ。この「自由」の価値こそ、

世界を繁栄へと導くものであり、教育の核になる考え方ではないかと、

私は思います。

結果の平等ではなく、チャンスの平等を保障する。
失敗の自由を認め、失敗から立ち上がる自由がある国から、
最高の人材が育つと強く信じます。

自由の価値の、その先にあるものは、
繁栄する自由の国、夢の国であると信じます。

そんな国を、後世への贈り物とするために、
この国の教育を作り変えるために、
子供たちの輝く笑顔のために、
幸せという一輪の花を未来に咲かせるために、
ささやかですが、私の人生の全ての情熱をかけていきます!

「いじめゼロを目指して」著者
一般財団法人「いじめから子どもを守ろうネットワーク」東京代表

栗岡まゆみ - Mayumi kurioka -

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