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今どきの教育事情


エフエムたちかわ2023・1・22(日)放送

ママ夢ラジオにゲストでお呼びいただきました。

ユッキーさん(小6ママ)ひかりさん(保育園ママ)のママパーソナリティーさんから

ご質問いただきました。


Q1いじめ問題・教育問題などの活動を通して、最近の教育や子育てに対して、どのような印象をお持ちですか?


イマドキの親子は企業戦士!?

ひかりさんは、保育園のお子様のママですね。以前に、保育園に取材に行きました。

0歳から5歳まで100人の子供たちを預かっています。朝7時~子供たちがママとやってきます。

私が見学したのは、3歳児のクラス。その時は、真夏で、水遊びの時間がありました。

ところが、その中のひとりが、お母さんが水着を持たせるのを忘れたんですね。

先生に、泣いて、“水遊びしたい”と訴えました。でも、先生は、“でも、水着を忘れたんでしょ。入れませんよ。”と。

しばらくすると、泣くのをやめて、ひとりで、静かに、絵本を読んで、過ごしました。

そんな様子を見ていて、けなげだなと。お母さんも子どものために、一生懸命に朝からお仕事をしているけれど、実は、知らないところで、子供たちも、ひとりで、我慢しながら、わがままを言わないで、成長しているんだと思いましたね。

そんな子供たちが、夜7時にママがお迎えに来るときの嬉しそうな笑顔。

保育園の園長先生が、どんなに頑張っても、ママの愛には保育士は勝てませんと。


 ある小学校の夜7時。慌ただしく、校門のチャイムが鳴ります。それは、学童保育にあずける子どもを迎えるお母さんやお父さんのチャイムです。子どもたちは、「やったー!」「来た!」と急に笑顔になって、ランドセルを持って、帰りの支度を整えて、待ち構えます。とたんに、無邪気な子どもの笑顔に戻ります。「ねえねえ。あのね。…」と早速、今日の1日を報告し始めます。微笑ましい光景です。


「夜ね、お母さんが、10時まで夜間の学校で英語教えてるの。だから、ひとりなんだ。レンジでチンして食べるから、大丈夫だよ」と健気な答え。

「今日は5時に帰ったら、この後、どうするの?」

「えー、今から、英会話だよ。忙しいんだ。先生、私たちそんなに甘くないんだよね」

学校の授業が終わりを迎える時間。黄色い旗をもった地域の方が、校門のところで、「気を付けてね。さようなら」とランドセルを背負った子どもたちを見送る毎日の光景。

「ただいまー!」とランドセルを玄関に置いて、近くの公園にまた、遊びに行く。そんな放課後を想像していたのは、もう何十年も前の光景かもしれません。

学校の授業が終わり、学童に駆け込む子どもたちも、3時30分・4時・5時と30分刻みに、帰ります。自宅でしょうか?

いえいえ、今日は、英会話。今日は、スイミング。今日は、塾。

毎日毎日、曜日で、放課後のスケジュールが決まっています。

本当に、親も子どもも時間に追われる企業戦士のような日常です。


 平成27年度版厚生労働白書では、0歳~15歳の子どもが一人以上いる626人に「子育てをしていて負担・不安に思うこと」をたずねると「とてもある」(28・8%)、「どちらかといえばある」(43・6%)を合わせて72・4%が「ある」と答えています。

負担や不安の内容には、「子育ての出費がかさむ」(46・2%)、「将来予想される経済的負担」(40・8%)の上位2つが金銭的な理由です。

この2つの不安の解消のために、母も企業戦士のように仕事をしているのです。

イマドキの親子は、企業戦士のようだと思いますね。


ひかりさん・タッキーさん 

“えー企業戦士ですか。”


イマドキ親子の会話時間


 イマドキ親子の会話時間を江崎グリコが調査しましたんですね。

幼稚園または小学生のお子様がいる20~40代ママ500名を対象に、スマホを持っている今と自分が子どもだった時の「親子の会話時間」を比較調査しています。

ママの約60%が「自分が子どもの時より、子どもとの会話が減った」と実感。

一日のうち「子どもと対面で話す時間」と「スマホを利用している時間」を比較すると、スマホ利用時間は、「1時間以上2時間未満」31%と最も多く、「子どもと対面で会話する時間は、「30分以上1時間未満」(28%)が最も多く、84%が「子どもといてもスマホを見てしまう」と回答しています。

「子どもとの会話をもっと増やしたいか?」の質問には、「そう思う」と84%が回答しています。ここにも、平成から令和に時代が移り変わりましたが、平成30年間で、インターネットの広がりが、親子のコミュニケーションのあり方にも深く変化をもたらしていることが伺えます。


ひかりさん・タッキーさん

“たしかに、そうです。親子時間が減っています。”



低年齢化するいじめ


 なぜ、親子が企業戦士のように、忙しく頑張っているのか?それは、これは、幸福という未来を求めているからだと思います。けれど、親子のそんな努力とは、逆に、子どものいじめは、毎年増えています。40万人以上の子どもが、いじめられているという数字が報告されています。


 2021年度小中高のいじめ認知件数が61万5351件と前年度より、 9万8188件増 過去最多と文部科学省が発表しています。その中で、小学2年の10万976件。

次いで、1年9万6142件と特に、小学校低学年が多い傾向と報告されています。

悪口・からかい・嫌なことを言われる  62・3%  

いじめは、低年齢化しています。



SNS・ゲーム依存

ネット社会です。情報はネットや知識は塾で先に教えてもらうことが可能な時代です。

 ある小学校で、夏休みに家族でどこかいくの?と聞くと、「ニューヨークに行くよ」と答えます。放課後、これから家に帰るの?と聞くと、「今から英会話だよ。先生、うち達そんなに甘くないよ」と答えた小学3年生の利発な女の子の顔が思い出されます。

海外旅行や英会話の塾は素晴らしい経験で、将来の国際化の中で身に着ける大切な学びです。けれど、それによって、学校での学びが面白くなくなり、優秀な子どもが意外にクラスのアレの中心になることもあるのが今の教育の現場です。

東京都公立学校では、スマホ禁止の通知が解除されました。通信端末による授業への備えや震災の際の安否確認のためでもあるということです。

けれど、一方で、友だちとかかわるよりも一人ゲームに向きあうことで、無気力になる・現実よりもゲーム優先になる・感情の起伏がなくなる・他人への共感性が弱くなる・衝動的でキレやすくなる等の依存症になる子どもも多く見られます。自己肯定感は低くなり、他者への関心が薄くなり、キレやすくなり、コニュニケーション能力の元になる共感性が低くなります。いじめにもつながります。

放課後も休みの日も友だちと遊ばなくなり、遊びに誘われなくなっても気にする様子もない。お母さんが「そろそろゲームやめなさい」と注意しても「ちょっと静かにして」と聞く耳を持たない。何を言っても、ゲームから目を離すことはない。こんなわが子の状態は、もうお手上げ!とそんな悩みのお母さんは多いと思います。

ネットの出現が、教育の現場でも、親子の会話にも、大きな影響を与えていると感じますね。



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